こんにちは。カミノルです。今回はフィンペシアの副作用についてご紹介します。
副作用には重大なものもありますのでしっかりと確認して下さい。また、この記事書いてある副作用については自己責任になります。重大な副作用があった場合は医者にかかるようお願いします。
最も多い副作用は性欲減退や勃起不全など
男性ホルモンがフィンペシアに抑制される
プロペシアはフィンペシアの先行薬でプロペシアにおいて臨床試験が行われました。臨床試験の結果としてレポートされた主な副作用として、性欲低下やEDといった生殖に関する機能の障害が見受けられました。
48週間の二重盲検比較試験において、安全性評価対象276例中11例(4.0%)に14件の副作用(臨床検査値異常変動を含む)が認められた。主な症状はリビドー減退3例(1.1%)、勃起機能不全2例(0.7%)等であった。
引用: 医療用医薬品 : プロペシア(KEGG)
フィンペシアの副作用で最も多いのがが、男性ホルモン量の低下による性欲低下です。これは、フィンペシアが作用するまでの流れでホルモン量をを調整しているためです。
フィンペシアの主な成分であるフィナステリドは、AGAの発端となるDHT(ジヒドロテストステロン)という悪玉男性ホルモンの発生を抑制る効果があります。
本来、性欲や精子の量には善玉男性ホルモンであるテストステロン(testosterone)が関係しているものの、フィンペシアの服用によってテストステロンの量に対しても何らかの影響をおよぼしていると考えられています(テストステロンとの関連性は詳しく分かっていません)。
テストステロンの量が少なくなると、睾丸で生産される精子も減少し、生殖がうまくいかなくなる可能性があります。
とは言えども、副作用が現れる可能性は比較的低く、多数の人は薬を飲み続けてもも問題なく治療効果がでています。また、フィナステリドは長期間の服用が必要ですが長期間の服用によって副作用の確率が増えるようなこともありません。
性活動や妊活への影響はあるのか
フィンペシアの薬によって発生しうる性機能の副作用は次の通りです。
ペニスや玉袋が縮んでしまう
気持ちよくない(オーガズムを感じなくなる)
ペニスや玉袋の感覚が鈍くなる
生殖機能が失われるのは、それまで良好な性生活をしてきた人にとっては恐ろしく悩ましい問題です。
フィンペシアを服用してから勃起しずらくなったり、中折れしてしまったりオーガズムが不可能になるといった問題が発生するのです。
さらには性欲減退ということは、つまり男側からセックスを求める事が減るということです。場合によってはパートナーの女性は欲求不満となり、夫婦円満な生活にも支障をきたす恐れがあります。
また、フィナステリドは精液に交じる可能性があり、服用中に性交をしてフィナステリドが含まれた精子で妊娠すると胎児に良くない影響を及ぼす可能性があります。理論上は通常の妊娠と同じで、子供に影響はないとしていますが、万が一を考える方は一時的にフィンペシアの薬を飲むのをやめて1~2ヶ月待ってから子作りをしましょう。
稀な副作用・肝機能障害
肝臓に自信がない人は肝機能障害のリスクもはらむ
他のお薬に比べて少ないとされていますが、肝機能にも変化を与えることがあります。
服用によって肝機能のALTやASTといった値が基準値を超えてしまうと、肝臓の検査をする必要があります。
ALTやASTの値にによってはフィンペシアの服用をすぐにやめざるを得ない状況にもなりえます。
特にもともと肝臓に何らかの障害を持っていたり肝臓がそもそも弱い方は決して服用してはいけません。
その他の体に現れる副作用
フィンペシアの作用でホルモンバランスが乱れる事により、乳房が女性化する場合があります。また、国外でのケースとしては乳がんが発症したレポートも数は少ないですが存在します。
これまでに書いたこと以外も体には以下の様な副作用が起こることもあります。
目の違和感、めまい、慢性疲労、倦怠感、肥満、体重増加、筋肉萎縮、皮脂の減少、乾燥肌、肌が白くなる、体温低下、蕁麻疹、発疹、風にかかりやすくなる
メンタル面に影響を与える副作用 フィンペシアの服用によってホルモンバランスが崩されると、人によっては抑うつ状態を引き起こす可能性があります。また同時に性欲衰退や体の疲れを感じることが多くなったりすることも多発し、日常生活を不通に過ごすのでさえ億劫になってしまいます。
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